ベトジェットの採用試験はすぅんごい。その1。
VJキャビンクルーの作り方。前編。
さてさて今回は、私が体験した弊社Vietjet(ベトジェット)のぶっ飛んだ試験内容を可能な範囲でお伝えしますね。
日本で真面目に新卒就活をしてきて、ましてや外資エアラインの面接なんぞ初めてだった私にとっては衝撃的すぎた。でもなんか、嫌いじゃなかった。
ダカライマワタシハココニイル。
【書類審査】
2017年4月某日。
いつものノリで、Crewnetで募集情報を見たVietjetにエントリーしてみました。
*Crewnetに関しては前回の記事をご覧ください〜
必要書類は下記2つだけだったので、準備しとくと5分で応募できちゃいます。
①英文Resume(顔写真貼付)
②全身写真
【事前面接】
場所:東京and大阪
面接官:OESエアラインスクール様が正式に面接代行を行われていました。
内容:数人で英字新聞を渡されて、それを朗読。
【Interview概要】
場所:大阪
なんでわざわざ大阪やねーん!って。でも今思えば、日本初就航が大阪関西国際空港だから、他の仕事や打ち合わせも一緒にするためやったのかな。
会場:大きな会議室
机と椅子が大きくコの字に並べてあり、部屋の前方に審査員が座ってる感じね。
面接官:CA部署のボスと訓練センターのボス含む4名
いま思えばスーパーど偉い方々だった。英語は分かりやすかったありがと〜。笑わせても終始笑ってくれなくて、怖!!って思ったのを覚えてます。CAの試験なのになー。と思ってたけど、どんなお客様に対しても、プレッシャーに負けず笑顔で誠実に対応できるのかを見ていたのかもしれないですね。
受験者数:200人超くらいだったかな
日本人の以外にも韓国やブラジル、中国、フィリピンなど多国籍でめっちゃ面白かった。みんなフランクだし、やっぱ外資いいなー、なんかいいなーこの会社。とこの時思いました。
言語:試験はALL ENGLISH
だからベトナム語が話せなくてもずぇんずぇん大丈夫。”こんにちは〜佐久間静香と申します”くらいはベトナム語練習してった!掴みはバッチリ!ふふふ
日程:最終面接まで1日で終わり
朝から〜最終的には夕方5時頃には終わった気がする。
毎ステージ終わる度に、合格者を発表されて生き残りが決まるサバイバル形式。
あぁ、恐ろしかった。
さぁ、では詳細いってみよー!
【第一ステージ】書類提出&キャットウォーク
一旦全員退室し、早速一人ずつの試験です。
ノックして入室したら、自分の名前を告げ、必要書類を審査員に手渡し。部屋の奧まで行って戻ってくるウォーキングチェック。最後に審査員の前で、後ろ髪をかきあげて一周くるりと回る。笑
その時にうなじや腕に傷やタトゥーがないか等をチェックされます。その間何を言われても聞かれても常に笑顔^^にこにこ
この試験は一瞬で終わるからこそ、第一印象が命。
後から聞いた話ですが、お客様と初めてお会いする際どんな印象を与えるのか、キャビンを歩き回る際どんな雰囲気なのか、つまりその人がViegtjetのCrewとして働くのがイメージできるのかを見ていたそうです。
今だから分かる事を言うと、Vietjetが期待しているCrewのイメージは”Fresh, Friendly, Young”の3つです、確か。あれ、Activeやったかな?
まぁいいや、つまりそのイメージに合わせて自分を魅せれば良いわけですよ。実際シュッとした綺麗系美人より、愛想の良い笑顔でハッピーな女の子が先に進んでいた気がします。
最初にドアを開けた瞬間から、最後の退室の瞬間まで表情や立ち振る舞い全てを見られてます。顔面筋肉痛になるほど笑顔でいたから受かったと、自分で思う。
【第一回結果発表】
毎回、試験が終わる度に結果発表が行われます。経験のある方はご存知だと思いますが、このドキドキったら半端ないです。
全員会場に戻り、少しお話があった後、名前を呼ばれた人は退室させられます。この際、呼ばれた人が落選なのか合格なのかまだ分からなかった為、全員「うちら受かった?落ちた?どっち?泣く?どうする?笑っとく?」といった困惑MAX状態でした。
そして廊下に集められたメンバーに、合格が言い渡されました。
前日に交流会が企画されていたので、昨夜から一緒にわいわい過ごしたメンバーが帰って行くのはとてもとても寂しかったです。なんだか涙がぶわーーっと出てきたのと同時に、みんなの分まで絶対最後まで残ってみせる。と強く想った事を覚えています。
そう、もはやここはガチバトルロワイヤルw